日本人の2人に1人が癌になるそうです。
恐ろしい数字だな、と思います。
昨年一年間で年間37万人の方が癌で亡くなりました。
更に恐ろしいことにその数は年々右肩上がりです。
交通事故で亡くなる方が年間約1万人。
癌で死ぬ方がどれだけ多いかわかります。
サロンオーナーの私自身は癌患者ではありません。
ですが、妹を癌で亡くした「癌患者の家族」です。
その立場から“癌”を考えたいと思います。
Contents
もしあなたが癌と診断されたら・・・
どんな方でも治そうと思うでしょう。
(稀に放置という手段を選ぶ方もいらっしゃるようですが)
病院で手術や抗癌剤治療を受ける人。
それを拒否していわゆる民間療法に頼る人。
どちらにしても「治す=治療をする」という行動に入ります。
癌になって失うもの ①時間
治療という行動に入りますとまず「時間」が取られます。
病院へ行く時間、治療を待つ時間、治療を受ける時間、帰る時間、
手術をしたり、入院して抗癌剤治療をすれば、
1日のほとんどの時間を治療に取られます。
癌になって失うもの ②お金
そして治療には「お金」が必要になります。
治療費だけでなく、交通費、入院したときの備品。
癌になって失うもの ③仕事
癌と診断されて、今まで通り生活する人は極稀でしょう。
しばらく完全に休業する。
治療の受けるため通院する度に休みを取る。
完全に職を失う。
今まで通り仕事が出来る人はほとんどいないと思った方がいい。
癌になって失うもの ④あなたの家族の「時間」「労力」「お金」
癌患者の家族は第二の患者と言われています。
あなたが癌になったら家族や愛する人は少なからず、
「時間」「労力」「お金」
をあなたのために使います。
愛する人が守るために
身近で癌になった人がいない限り、
癌を身近に感じることはないでしょう。
私も10年前に妹を亡くすまで真剣に考えたことはなかった。
もしここまで読んで頂いた方には“癌患者の家族”としての私の声を心に留めて欲しい。
あなたは癌にならないでください。
あなたが癌になった時、
あなたの愛する人たちも多くのものを犠牲にします。
癌を克服すれば、
犠牲にしてきたもの以上に喜びが待っているかもしれません。
しかし、癌患者の家族が崩壊することも、実はあるのです。
悲しいかな、2人に1人が癌になる今の日本、
あなたには癌にならない準備をして欲しいのです。
続く
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