2007年の5月24日、22:30頃、
長野県のある総合病院で家族に見守られ、
妹は33歳の生涯を閉じました。
私はそのとき40歳。
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人生最大の衝撃でした
同時に6か月の壮絶な闘病生活を終わることに
私は妙にホッとしたのを覚えています。
見る度に肉がどんどん落ち、
骨と皮になっていく様子を見ることが耐えられなかったのかもしれません。
あれから14年も経ったのか~。
まさか妹が33歳で死ぬなんて頭の片隅でも想像したことありませんでした。
そんな想定で生きている人もいないと思いますが。
人って、本当に死ぬんだ。
ガンって、本当にまだまだ怖い病気なんだ。
40歳にして始めて『死』を目の当たりにしました。
私自身の中で何が変わったのか今ひとつ分析出来ないのですが、
あのときから私の何かが変わった。
その証拠にパートナーが変わった。
住む場所も変わった。
取り巻く友人も少しづつ変わり始めていった。
そして仕事の仕方もすっかり変わった。
注)
以前のパートナーや友人が悪かったと言っているのではありません。
別れは悲しかったし、虚しかったし、寂しいものでした。
でも私は14年前に大きく変わり始めてしまった。
私の一部分が、
今までの私ではなくなってしまったのでしょう。
一部の人たちには丸山純一が丸山純一でなくなった。
私は自分の人生が転換した“瞬間は”覚えているのです
それは妹が他界した1週間ほど経ったときでした。
その晩の夢の中に妹が出てきたのです。
不思議な夢でした。
私が1日だけ天国を見学することが許されたのです。
妹が案内してくれるのですが、
その日は5月のさわやかな青空が広がっていました。
巨大なマルシェのような所に案内してくれました。
活気があって、もちろん食べ物も豊富で。
「お兄ちゃん、天国ってスゴいよ!ここの物全部タダなんだよ!」
やっぱ天国っていい所なんだなぁ。
そしてオープンテラスのような所に行って二人でビールを頼みました。
中ジョッキを妹が一氣に飲んで、ぷふぁ~とやったところで夢はおしまい。
妹も天国で幸せにやっているんだ。
じゃ、オレも楽しまなきゃ!
あの日から、
どんなに嫌な事があっても、
1日の終わりに風呂に入って体をリラックスさせ、
ビールを飲んで、
「うんめぇ~!最高!」
と心から思うことを日課にしています。
だから私には休肝日を作ることは出来ないのです。
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